気仙沼市唐桑を舞台に、震災後の地元の一人の女性にスポットを当て、ボランティアの学生たちとの交流を追いかけたドキュメンタリー映画。
春先に公開されていたのは知っていたものの、ちょっと複雑な気持ちもあって見ることはありませんでした。最近、震災がテーマの作品を見ていることもあって、今回、立教大学ボランティアセンター主催の上映会に参加しました。
監督を務めた風間研一さんは立教卒です。
震災だけではない更に悲しいエピソードが有り、その主人公の女性を支えていく、支えれているからといって交流を続けていく震災当時学生だった若者たち。
その若者たちの中心人物の一人の女性も立教卒で唐桑に移住しているということで、びっくり。
主人公の方の個性が、多くの若者を惹きつけ、移住者を増やしているということ。
移住者の方々の唐桑での仕事も地元の課題、ニーズを探って交流しているからこそできることだろうなと。
ボランティア、人のためになりたいなということ以外に、何か打算などを感じることがなく、人と人して交流している、ピュアな人たちばかりの縁だなぁと。
また大きな地震が心配されている地震国日本。舞台となっている つなかん の近くにも震災遺構はあります。映画を観た方には、ぜひ気仙沼を訪問して欲しいですし、災害そのもののことをより知って自分たちの居住地域での防災意識も高めて欲しいと思います。
つなかん、自分としても行ってみたいと思います。
Comments