昨晩、ひさびさに浴槽に浸かったまま、寝てしまいました。気持ちがいいんですよね。
半身浴状態だったからよかったのですが、危なく溺死するところでした。
日本法医学会課題調査報告をみると、浴室内の溺死事故は結構多いそうです。
浴室内の死亡事故は三大原因で①虚血性心疾患などの心疾患、②脳血管障害、③溺死となっているようです。溺死者数、平成20年~平成22年の3年間で約1700人。男女比では女性の方が微妙に多く、高齢者の割合も多いです。
家族の声掛けで、うっかり寝で溺れてしまうことがない様に心配りがあるかもしれません。昨夜は自分一人が遅かったので、声掛けてもらえなかったのも要因でした(苦笑)
それから、浴槽死亡事故の①、②は他の居室との寒暖差のない浴室作りで回避できる可能性のあるものです。機密断熱をしっかりして、浴槽や浴室自体の省エネ効果の高い素材で作れると良いと思います。
今は自宅内での事故死者数が1万人超と交通事故の死者数(5千人台まで減少)の2倍以上です。車の安全性能の進化は見えやすくても、住宅の進化は見えにくいところもあるかなと感じます。
でもリフォームを考えるときは、間取りなどだけではなく、安全健康にももっとお金を使っても良いのかもしれませんね。
不動産事業者ですが、住宅性能などもそれなりに勉強しています。ご相談いただければ、書けない裏話も話してしまうかもしれません(笑)
まずは溺死しなくて良かった!
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