東北経済産業局調査でお世話になった経済地理の先生の関係で、「仁川の文化コンテンツ産業政策」という事で来日された韓国の先生のご案内・意見交換をする縁を得た。
韓国はKPOPや映画、ドラマなどのコンテンツを世界市場に発信しているが、アニメーションに関しては子供のモノという認識が依然として強いという。そのアニメーションやゲームは日本が進んでいるため、その参考になることがないかという事での視察。
この調査チームの他のメンバーは、アメリカ、カナダ、シンガポールなどにも出向き、年内に提言をまとめるとのことであったが、アニメーションは地方でも可能性があるのではないか、という事に着目することは国内だけの話ではないという事が、個人的には非常に興味深かった。
本当にアニメーションを仁川での産業振興のターゲットにするとした場合、日本同様に人材育成が大変であろうという事など、日本の地方同様に様々な課題があるようだった。
地方のコンテンツ産業の広がりの事例として、石巻の石ノ森漫画館を見ていただき、親子でも楽しめて面白い施設と感想を頂いた。
ついでに、東日本大震災を改めて知って頂くため、石巻ニューゼに立ち寄って見ていただいた。
また、「処理水」もあえて話題にし、放射線、放射能、放射性物質の違いや、韓国政府がデマ認定しSNSの拡散防止に動いている事なども再確認頂いた。
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