top of page
検索

ドラマ「正直不動産」は終了しましたが… サブリース

執筆者の写真: 株式会社エービーコンサルティング 鈴木健彦株式会社エービーコンサルティング 鈴木健彦

最終回、火曜日夜にリアルタイムで見ることができました。「サブリース」が今回のテーマで、昼間の情報番組でもNHKでは過去のサブリースによる消費者問題化した事例を放送していたようです。


サブリースとは、所有者の方が「丸投げ又貸し」をする事業者にお任せして、「家賃保証」をしてもらって楽に収益を上げようというもの。

しかし、この契約に色々と罠が仕掛けれていて…

結果的に仲介事業者や建設事業者が設けて、投資する一般の方が損をするという事になる場合が往々にしてあります。


本来、サブリースでの空室のない家賃保証をするといいますが、保証する側もビジネスでありボランティアではないことを冷静に考えれば、空室リスクのやたら高そうな農村地域や郊外でアパートはありえないことに気が付くと思います。

だからサブリースをできる場所は、ある程度の人口が居てアパートの需要がある地域である必要があります。それで管理業務や収益の増減が面倒であれば、初めてサブリースを考えてよい条件が整います。


とはいっても、東京都心の取引先にはサブリースで本来得する事業者であったハズなのに、コロナ禍で収益率が落ち、サブリース契約を解除できず所有者様への支払いで経営が立ち行かなかったところもあります。

本来は所有者も事業者もウィンウィンのサブリース事業となるハズであったのに。



最近は少なくなった「三為」や、「査定の罠」など、不動産業界には本当にいろいろなことがあるなぁとドラマを見て改めて、自分のいる業界を考えさせられました。


ドラマでは正直にしていると仕事がない、儲からないという事が言われていましたが、私は10年この業界に来てから経ちましたが、経験ではそう思いません。

周りの人に恵まれたことによるのでしょうけど、お仕事に関係していただいた方とは、これからも笑顔でお付き合いを続けていきたいです。


最新記事

すべて表示

今年の大きな動きを予想

帝国ニュース東北版の連載に掲載した概要だけご紹介します 私見になりますが、 ①ペロブスカイト太陽電池、全固体電池の量産化普及によって、エネルギー供給の転換点へ ②大規模電源、特に原子力発電の水素燃料供給の可能性シフト ③工場誘致から、コンテンツ産業等への産業振興のシフト...

Comments


bottom of page