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執筆者の写真株式会社エービーコンサルティング 鈴木健彦

ハイキュー‼           ゆかりの岩手県軽米町に行ってみた

更新日:1月4日

人気アニメーション作品「ハイキュー‼」、原作漫画作家さんの故郷が話題になったので、行ってきました。



一番の印象は、「ハイキュー‼」地域に愛されているなぁ

浸透しているなぁと



登場人物のフィギュアから、アクリルスタンド、タペストリーやPOPなど、ありとあらゆるところにある感じ。

しかもそれが「どう考えても地域の方の生活を支える店舗でしょ」というようなスーパーであったりする。


登場人物の働いている店舗との設定で作中に出てきているとのことでハイキュー‼聖地巡礼の方々も来訪するみたい。公式的にモデルとして認められているというより、ファンの方が特定していっている。


そして、そのような店舗にはほぼ、「交流ノート」が置いてあって、ファンの方の熱い熱いメッセージが書いて、描いてある。


著作権があると思うので、ピンボケで。 

素晴らしいファンの想いがすごい!


これらノートの書き込みがいっぱいになると原作者の方へ送るってメッセージもあって。

地域に根差している感じがヒシヒシと、伝わってきて暖かい気持ちになれました。



このようなところが町中?にあって、微笑ましくいいなぁと思って町内を回ってきました。



生鮮品販売が中心の普通のスーパーマーケット のはずだけど、置けるところにはすべて、掲出できるスペースがあればこれもすべて と言った感じでハイキュー‼グッズが置いてある 当然、ハイキュー‼グッズは販売品ではなく、展示、趣味なんだと思いますが、ファンの方が見たら、レアグッズも置かれているのではないでしょうか。ジュースだけ買わせてもらいました。 



バスセンターで見かけた「軽米高校排球部」の子たち、練習帰りかなの若い子のペアかなと思ったけど、文字をよく見たら「烏野高校」!


聞いてみたら、愛知県から飛行機で花巻入りして軽米町に来た大学生2人組だった。公共交通機関で来たとか。何時間かかるんだろう??

この後、仙台に行って仙台市体育館等を巡るとか。到着、夜になっちゃうなと思ったものの、「車で送りますか」と言ったことはせず、「気を付けて楽しんでくださいね」とお見送りしました。写真はその時に許可を頂いて撮りました。



バスセンターの休憩所にはハイキュー‼全巻が並んでいて、その中には外国語版も‼

海外からのファンが置いて行ったのでしょうか?!



観光センターには、公式グッズが仙台のショップより品数多くないか、といった感じで売られていました。


また、売り場内には、軽米町のお約束の様にショップが収集したであろうハイキュー‼グッズが並べられていて、ファンをアピールしている感じ。交流ノートもいっぱい、想いが書かれていました。描かれていました。


ここで「聖地かるまい 街なか探訪MAP」というリーフレットをゲット。町内に点在するハイキュー‼作品関連の場所が明記されていて、ファンは喜ぶものではあると思いました。




このリーフレットを基に移動する際、グーグルマップを見ていたら「研磨との出会いの場所」との標記が出てきたことに驚きました。よくこんな場所の特定できて、また書込めたな、と改めてファンの方の熱意を感じた次第です。



軽米町が話題になったのは、製作委員会からクレームがあったためのもの。詳細は分かりませんが、気になったのは「原作者の方と町、地域の関係が近すぎる」ことです。


漫画、アニメは版権を売り買いする商売です。

これが関係性が近すぎてしまうゆえに、グッズ販売品以外で「版権元が把握できない形でキャラクターの絵が様々町内に存在してしまっている」ことなどが問題になったのではないかなぁと思いました。

作品愛があふれている地域でもあるので、この境界を厳密に引くのは難しいのだろうと思います。

しかし、版権管理はできるだけ厳密にしていかなないと、作品自体の寿命を縮めてしまうことにつながりかねず、これは地域としても理解していかないとまずいと思います。

モノによっては版権料を必ず請求されるものではなく、熊本県の様に逆になることも有り得るので、行政が中心となって利活用の適正化を図っていくように製作員会とうまく関係構築していって欲しいものです。

あくまで現地訪問して各所を見てきた憶測で書いてますので、違うことがクレームであったのかもしれません。

とはいえ、いずれにせよ、製作委員会との関係性を保つことは原作者の方の立場を守ることにつながるので、これは地域として忘れてはいけないと思います。


今回行ってみて、仙台には軽米の様な「ハイキュー‼」熱、「ジョジョ」熱でも「呪術廻戦」熱でもいいのですが、ここまでの熱は都市が大きいからか、なかなかないかなぁと。

ファンによるファンのためのショップ、飲食店、そんなものの動きが出てきたら、また仙台もよりよくなるかなぁと思いながら、仙台に戻りました。




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