仙台観光シンポジウム2024 を聴講してみました。
これまで勝手につぶやいている事も含めて聴講して思ったこと、ちょっとまとめてみました。
櫻井亮太郎さんの、コンテンツを使っての稼ぐ話が面白く、共感できることが多々ありました。
エスコンフィールド北海道、試合開催日ではないスタジアムツアー 3500円
新国立競技場は3000円で、 長崎のPEACE STADIUM は9月に行った際、4000円だったらしい。
その一方、ハイキューツアーとは言えない、仙台市体育館ツアーは無料。
これは、やっぱりもったいない。ファンはお金を出して特別な体験を求めてくれるので、よりいい形でのアリーナツアーにして欲しいと思います。
私はこれまで仙台市体育館へ何度か見学者を連れて行ってます。
ゆっくり滞在して見るもの、お金を使うモノはハイキュー‼公式の「タオル」だけです。ついでに、仙台市民向けの冊子はあるものの、アニメツーリズム観光者向けの資料が一切おかれていない。
交流手帳もないので、ファンのつながりが広がっていかないのはもったいない。
入り口に観光親善大使でハイキュー‼主人公らのモニュメントがあるものの、ハイキュー‼が何ものか知らない仙台市民にとっては、「なんだろこれ?」ではもったいない。
市民向けにもアピールして頂きたいなと。
宿泊者数増に関して
アニメツーリズム利活用では、ディズニーアンバサダーホテルに学び、仙台アニメ・アンバサダーホテル を作れば嫌でも宿泊客は増えるでしょう。
版権元とのウィンウィンになれる関係性の構築が必要なのは前提ですけど。
これに関連し、赤字と言われている仙台市営地下鉄も乗降客数増につなげるため、駅ごとにアニメ作品を絡めては
・泉中央 呪術廻戦
・勾当台公園 ジョジョの奇妙な冒険
・富沢 ハイキュー‼
・国際センター
仙台市博物館も「ハイキュー‼」主要登場人物が学芸員になっている想定なので、声優さん個人として音声ガイドを設けて来場者向け販売サービスへ 演じる必要は不要で製作委員会ではなく、声優所属事務所との相談を!
東西線の荒井駅は 名取市閖上の窓口として 新海誠監督が気象災害三部作 制作を決意の地として「日和山」は聖地になりえる場所
「魯迅」中国人知識層は皆知っている文化人、しかし、東北大に留学をしており、仙台に縁があることを知っている人は在京中華系の方と話も意外と少ないとのこと。中国の富裕層1千万人、この1%でも魯迅ゆかりで仙台に来てくれば10万人の中国人を呼べる。
ハイキュー‼、 バレーボールの競技人口は球技の中で最も多く5億人!
バスケットボールが4億5千万人
卓球が3億人
サッカーの2億6千万人
仙台はバスケ以外、関係がある。
特にバレー、ネイションズリーグ参加国の選手はほとんどハイキュー‼知っているそうです。
この0.1%でも仙台に来てもらえれば…
東京都はそのような事も考えているみたい。
卓球だって、有名選手を輩出している。
サッカーは東京の京成電鉄四ツ木駅 に今もキャプテン翼駅として、多くの観光客を集めている。このようなことが仙台市営地下鉄でも取り組んでもらえたら、乗降客数増につながり、ファンもハッピーになれるような形を作って欲しい。
「推し活客」と「観光客」の違いや、版権利活用のできる・できないなど、事業者への啓もう活動を
現在の作品を使うことは大切な事。
次世代の作品つくりのため、漫画原作者支援やアニメーション制作会社の誘致や福岡の様な大学発ベンチャースタジオ育成もできたら素晴らしいこと。
そのため、漫画、アニメーションなどが娯楽ではなく、産業としても非常に国際競争力を持つ大切なものであることを、地元経済界が認識して育てることに何が可能か、考えていくような土壌作りも大切。
札幌、仙台、広島、福岡で、仙台だけコンテンツ産業、IPで稼げていない。
東北では秋田が頑張ってきているけど。
観光に限らず産業振興、企業誘致も行政のプロフェッショナルが欲しい
しかし、現実的には行政マンはゼネラリストであることが求めらるため、数年で異動になり人が皆変わってしまう。継続性、一貫性がなかなか厳しいものが出てしまう。そのため外注事業者のコンサル、シンクタンクを利用してその分を補うようなことも対策としては行政は取られることがあるけど、本当はスペシャリストの行政パースンが居る自治体であってほしい。いい事例は熱海市や、合併された斐川町(今の出雲市)、花巻市などなど
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