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倒産件数2000年以降で2番目の低水準に隠れていること

執筆者の写真: 株式会社エービーコンサルティング 鈴木健彦株式会社エービーコンサルティング 鈴木健彦

毎年、年末から3月までは業務報告書作りに没頭してます。

その原稿作成に行き詰って、帝国データバンクの昨年1年間の倒産集計をみてました。


仙台の街中も撤退した空き店舗が目立ってきており、先月中旬に東京に行った際も、廃業や休業が目立っています。今日、昨日は大手飲食チェーンの苦境が報道されています。


その様な実体経済と合わないような倒産件数と負債総額。


 倒産件数は2000年以降で2番目の低水準の7809件

 負債総額は2000年以降最小 1兆1810億5600万円、


しかし、倒産の内訳は、飲食業の倒産が過去最多、宿泊業は過去3番目の多さということで、やっぱりそうかと思ってしまいました。

持続化給付金等の施策のために、なんとか持ちこたえる企業も多いのでしょう。しかし、ビジネスモデルの再構築や収益性の向上に見込みが立たない企業は少なくないと思われます。


この様な背景も、緊急事態宣言下であっても外出自粛できない理由にあるでしょう。


これから特に半年間で倒産が増え、社会不安が広がることが心配です。


感染拡大防止とともに、インバウンドは当面戻ってきませんから、4,5年の内需対策、倒産対応の抜本的な雇用対策、早く進んで欲しいです。





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