昨年中は多くの皆様に支えていただき、無事に事業を継続することができました。
関りをお持ちいただいた皆様に感謝申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
6月から始まった弊社第5期も順調に推移し、鈴木が不動産業界に入ってから売買契約仲介件数が半年で最も多くありました。社会情勢の先が読み難い中であっても、相続や終活、事業活動として等、様々なお客さまをご紹介いただきお仕事をさせていただきました。おかげさまで開業以来の黒字を継続し、今期は増収増益になる見込みです。
調査事業を抑えて不動産事業に特化していることがその背景にもあります。そのような中でも、昨年度調査以降も経済産業省東北経済産業局の担当課様とは「東北のゲーム・アニメーション産業を中心とした振興の可能性」に関して意見交換を続けさせていただいておりました。
アフターコロナ時代のため、経済活動を回そうとする中でインバウンドの獲得は不可欠です。そのようなインバウンド獲得にも寄与する日本の文化としてのゲーム・アニメーション産業は、数少ない日本企業が戦えるフィールドになって来ています。テレワークなどとの親和性もあり、東北地方にも大きなチャンスがあると思えます。
海外輸出強化を更に進めていき、外貨を稼げる農業をディするつもりはありませんが、9兆円産業なのに対して、ゲーム、アニメーション産業は12兆円産業とされています。インバウンドや2次利用商品製造等を含めると裾野は相当広い産業です。しかし、自動車関連産業などをは異なり、その実態はこれまでの経済指標その他では断片的なものしか取れていませんでした。
東北地方には12兆円のうち、その1%、1200億円も稼げていないのではないかと思われます。
この課題として具体的に数点挙げることができますが、まず東北地方では地域社会全体が、ゲーム・アニメーション産業等のコンテンツ産業全体に対しての偏見の払しょくが必要と思われます。
他の課題については、ここでは割愛しますが、不動産事業への波及という事で、ゲーミングPC付賃貸という取り組みを平和住宅情報センター様等にリリース頂いたり、交流人口が増えれば不動産事業全体にも良い影響があると思います。
広い視点で社会との関りを大切にしながら、今年も事業活動を展開していきたいと思います。
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