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仙台市観光戦略検討懇話会

執筆者の写真: 株式会社エービーコンサルティング 鈴木健彦株式会社エービーコンサルティング 鈴木健彦

先月末、純粋な観光事業者ではないものの、アニメツーリズム、コンテンツツーリズムなどの視点で話をして欲しいとのことで依頼を頂き、参加させて頂きました。


版権利用のためのハードルは有るものの、様々な他地域にはない、仙台だけの売込めるポイントがあるのでは、と言う視点で私見ながらもお話をさせてもらいました。



他の参加者の方々のお話しが勉強になりました。

温泉宿泊業の方から、ポケモンGOではプラス影響がほぼなく、絆祭りでは明らかな宿泊客増につながったという結果をお聞きし、

「推し活客」と「観光客」の消費行動の差が存在することを改めて感じました。

「推し活客」は推す対象が絡んだものにはお金を支出しても、それ以外に関してあまり消費行動を積極的に取らないもので、一方、観光客の方は目的地の周辺エリアも様々な形で楽しもうとするものです。

「推し活客」を誘客するには、例えばディズニーランドのアンバサダーホテル等の取組の様な事が必要なのでしょう。


この会議とは別な情報で、来年も大きなコンテンツのイベントが仙台であるようなので、このような点を理解して地元としてより大きな経済波及効果を狙っていく事は大事かなと思うところです。


インバウンドに関して、仙台は魯迅の留学の地で、中国人の方の認知度は非常に高いのに、現在はあまりPR出来ていない事、今回、話題になっていないのが意外でした。


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