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  • 執筆者の写真株式会社エービーコンサルティング 鈴木健彦

新年度とコロナショック

 新年度に入って10日が過ぎました。無事に年度末業務を終えて、当社会計年度5月末も何度か無事に迎えられそうです。


 しかし、コロナ感染拡大の動きは一向に収まらない状況です。来期に関しては非常に不安を持ちながら4月が始まりました。2008年のリーマンショックは金融市場の問題だけであったので世界のGDPに与えたマイナスインパクトは1%とそう大きくなかったのに、あれだけの不景気の要因になりました。今回は各製造業がストップしてしまい、既に観光産業や飲食業などは大きなダメージを受けています。これが世界的な規模で広がっているので、サプライチェーンの断絶だけではなく、インバウンド需要もコロナ感染拡大以前に戻るには何年も掛るのではないでしょうか。1929年世界恐慌では世界各国のGDPが15%平均で減少したそうです。これに匹敵するか、これを上回るマイナス状況を危惧しています。経験則ではなく、前例踏襲をやめた大規模な経済振興策が必要となります。

 個人レベルでもできる範囲で、①現金の確保②インフレ、もしくはスタグフレーションに備えた資産形成、資産組み換え③大激変期でもニーズの有る技術、手に職などの取得 等が今の外出自粛機に検討できる個人のこれからの対策になるように思います。


 大変な船出となった2020年。ピンチはチャンスでもあるので、なんとか皆でこの困難を乗り切っていきたいです。そして世界恐慌後には戦争もありましたが、この不幸の歴史は繰り返さないように。来年のサクラは楽しい明るい気持ちで楽しめますように。









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